01
HDR・広色域 対応チェック
ブラウザの dynamic-range / color-gamut メディアクエリでHDRおよび広色域の対応状況を判定します。
現在のディスプレイ
HDR出力は有効になっていません
色域
sRGB クラス
HDR
dynamic-range: high
非対応
広色域 P3
color-gamut: p3
非対応
超広色域 Rec.2020
color-gamut: rec2020
非対応
sRGB
color-gamut: srgb
対応
OS側のHDR設定(Windows「HDRを使用する」/ macOS「高ダイナミックレンジ」)がオフの場合は「非対応」と表示されます。 ブラウザが dynamic-range メディアクエリ自体に対応していない場合は「不明」になります。
02
広色域 比較(sRGB vs Display P3)
sRGBの原色と、sRGB外の色を含むDisplay P3の原色を1枚のカードに左右並列で表示します。
左がsRGBの原色、右がDisplay P3の原色。広色域モニターなら 右側の方が鮮やか に見えます。 違いが分からない場合はsRGB相当のディスプレイ、またはブラウザ/OSがP3出力に対応していない可能性があります。
レッド
sRGB
P3
グリーン
sRGB
P3
ブルー
sRGB
P3
03
グラデーション バンディングテスト
滑らかなグラデーションを表示し、縦縞(階段状のバンディング)の有無でビット深度や出力経路を確認します。
滑らかなグラデーションに 縦縞(階段状のバンディング) が見える場合、モニターまたは出力経路が8bit相当の可能性があります。 10bit出力やHDR有効時はより滑らかに見えます。
黒 → 白
黒 → 暗灰(暗部拡大)
黒 → 赤
黒 → 緑
黒 → 青
04
明るさ均一性・バックライトムラ確認
画面全体をベタ塗りで表示し、バックライトムラ・光漏れ・色ムラを目視チェックします。
画面全体を単色で表示し、端や四隅の バックライトムラ・光漏れ・色ムラ を目視チェックします。 プレビュー領域をクリックすると全画面表示、ESCで終了できます。
クリックで全画面表示
HDRとは
HDRは、明るいところと暗いところの差を大きく表現できる仕組みのことです。対応した画面では、日差しのまぶしさや夜景の輝きが、これまでよりずっと実物に近い印象で表示されます。
「HDR対応」と書かれた製品でも、実際にどこまで表現できるかは機種によってかなり差があります。特に、どれだけ明るく光らせられるかは価格帯によって大きく変わる部分です。
画面のムラを確認する
真っ黒な画面を表示したとき、画面の端や四隅がうっすら明るくなっていないか確認してください。これは光が漏れている状態で、暗いシーンの映画やゲームで気になることがあります。
また、灰色一色を表示したときに、部分的に明るさが違って見えることもあります。多くの製品にはある程度のムラが存在し、ある範囲までは正常品として扱われます。
HDRがきれいに見えないときは
- パソコンとゲーム機の両方でHDRが有効になっているか確認する
- ケーブルの規格を確認する。古い規格では情報を伝えきれません
- 明るい部屋ではHDRの効果は分かりにくくなります。少し暗くして確認を
- HDRを有効にすると、通常の画面が白っぽく見えることがあります。これは仕様です
- 省電力設定で画面の明るさが制限されていないか確認する
暗い部屋で明るい画面を長時間見続けると目に負担がかかります。確認は短時間で切り上げてください。
よくある質問
Q. HDR(ハイダイナミックレンジ)とは?
A. 従来のSDR(Standard Dynamic Range)より広い輝度範囲を表現できる映像規格です。同じシーン内でも明部はより明るく、暗部はより深く表現できるため、太陽の眩しさや夜空の星といった演出が映えます。
Q. 本ツールでHDR表示できないのはなぜ?
A. HDR表示はOS(Windows / macOS)でHDRがON、ブラウザがHDR出力に対応している必要があります。さらにディスプレイがHDR対応(DisplayHDR規格やHDR400/600/1000等のロゴ)であることも条件です。3つすべて揃わないとSDR表示にダウングレードされます。
Q. DisplayHDR 400 / 600 / 1000 の違いは?
A. VESA DisplayHDR規格のレベル分類で、数字はピーク輝度(cd/m²)の最低基準を意味します。400は基本的なHDR入門、600はゲーミング向けHDRの実用ライン、1000はミニLEDやハイエンド機での高品質HDR、という位置付けです。
Q. 白飛び・黒潰れが目立つ
A. ピーク輝度・コントラストの設定不足、HDRトーンマッピング設定のミスマッチ、SDRコンテンツをHDRで表示している(または逆)などが原因です。OS側のHDRキャリブレーションツールでの調整、コンテンツの種類に応じてHDR/SDRを切り替えると改善します。
ツールの限界について
このツールは HDR対応の可否と広色域の目視確認 を目的としています。 実際のピーク輝度(nits)やHDR性能(HDR400/600/1000など)の定量測定はブラウザからは不可能で、 カラリメーターなどの計測機器が必要です。HDR映像の体感差や、モニターの最大明るさ設定の調整目安としてご利用ください。