#1モスキート音テスト(耳年齢チェック)
#2周波数を指定して確認(フリー再生)
モスキート音とは?(17kHzの高周波音)
モスキート音とは、蚊(mosquito)の羽音のように「キーン」と聞こえる約17kHz前後の高周波音のことです。 人間の可聴域は一般に20Hz〜20kHzとされますが、高い周波数から順に、年齢とともに聞こえなくなっていきます。 17kHzが聞こえるのは概ね24歳以下とされ、この性質を利用して、深夜のコンビニ前などに若者だけに聞こえる不快音を流す「モスキート装置」が実際に使われています。
耳年齢の目安表(何Hzまで聞こえたら何歳?)
| 聞こえた周波数 | 耳年齢の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 20kHz | 〜10代前半 | 子どもレベルの可聴域。ほとんどの大人には聞こえません |
| 19kHz | 〜10代 | 非常に若い耳です |
| 18kHz | 〜20歳前後 | 10代〜20歳前後の目安 |
| 17kHz | 〜24歳前後 | いわゆる「モスキート音」。聞こえたら若い耳 |
| 16kHz | 〜30歳前後 | 20代後半〜30歳前後の目安 |
| 15kHz | 〜30代後半 | 30代の平均的な範囲 |
| 14kHz | 〜40代 | 40代の平均的な範囲 |
| 12kHz | 〜50代 | 50代の平均的な範囲 |
| 10kHz | 〜60代 | 60代の平均的な範囲 |
| 8kHz | 70代以上 | 8kHzは会話の聞き取りにも関わる帯域です |
※ 年齢はあくまで統計的な目安です。個人差が大きく、再生機材・音量・環境によっても結果は変わります。
聞こえないときは「耳」より先に「機材」を疑う
高周波が聞こえない原因は、耳ではなく再生環境のことがよくあります。Bluetoothイヤホンは圧縮コーデックの特性で16kHz以上がカットされる場合があり、 ノートPCの内蔵スピーカーや安価なスピーカーも高周波の再生が苦手です。 年齢のわりに結果が悪いと感じたら、有線イヤホン・ヘッドホンに変えてもう一度試してみてください。 スマートフォンの機種によっては、本体スピーカーでも高周波が減衰します。
※ 本ツールはエンタメ・簡易チェック用であり、医学的な聴力検査ではありません。聞こえに不安がある場合は耳鼻咽喉科など医療機関にご相談ください。
なぜ年齢とともに高い音が聞こえなくなるのか
音を感じ取っているのは、内耳の蝸牛(かぎゅう)に並ぶ「有毛細胞」という感覚細胞です。高い音を担当する細胞は蝸牛の入り口側にあり、すべての音の振動が通り抜ける場所のため、最も酷使されて最初に傷んでいきます。
有毛細胞は一度失われると再生しません。そのため聴力は高い周波数から順に、少しずつ確実に狭くなっていきます。10代で20kHz近くまで聞こえていた耳が、30代で16kHz、50代で12kHz前後になるのは、病気ではなく自然な変化です。
この変化は毎日わずかずつ進むため、自分では気づけません。数字で確認できるのがこのテストの面白さであり、同世代の友人と比べると盛り上がる理由でもあります。
正確に測るコツ
- 有線イヤホン・ヘッドホンを使う。Bluetoothは高周波がカットされることがあります
- 静かな部屋で行う。エアコンや換気扇のノイズは高周波のマスキングになります
- 音量はテスト中に変えない。基準音で合わせた音量のまま最後まで通します
- 「聞こえた気がする」は聞こえないと答える。思い込みを排除するほど正確になります
- 左右の耳を別々に測ってみる。片耳だけ聞こえ方が違う場合の気づきになります
結果は体調や周囲の環境でも変わります。1回の結果に一喜一憂せず、同じ機材・同じ環境での変化を見るのがおすすめです。
聴力を守るためにできること
加齢による変化は止められませんが、騒音による損傷は防げます。大音量の音楽を長時間聴き続けること、特にイヤホンでの爆音は、有毛細胞を直接傷つける最大の要因です。
WHOは「80dB(地下鉄の車内程度)で週40時間」を安全の目安としています。音量を下げるほど許容時間は延び、逆に100dBのライブ会場では数十分で限度に達します。ライブやクラブでは音楽用耳栓を使う、イヤホンは「周囲の会話が聞こえる音量」を上限にする、といった習慣が10年後の聴力を守ります。