#1常時点灯ピクセルの修復を試す
- 画面が高速で点滅します。光感受性発作(光過敏性てんかん)の既往がある方、光でめまい・気分不良を起こしたことがある方は使用しないでください
- OLED(有機EL)画面では長時間実行しないでください。焼き付きの原因になります(推奨は10〜30分、60分で自動停止します)
- 効果は保証されません。実行中は点滅を直視し続けないでください
ドット抜けの直し方は症状で決まる — 直せる「常時点灯」との見分け方
「ドット抜け」とひとくくりに呼ばれる画素不良には、性質の異なる2種類があります。 修復を試す前に、まず自分の症状がどちらかを確認してください。 判定にはドット抜けチェックツール(単色表示で確認)が使えます。
| 症状 | 見え方 | 本ツールでの改善見込み |
|---|---|---|
| 常時点灯(輝点) | 黒い画面で赤・緑・青・白などの点が光り続ける | △ 改善することがある(保証なし) |
| ドット抜け(黒点・滅点) | 白い画面で常に真っ黒。どの色でも光らない | × 直らない(物理故障のため) |
| ホコリ・汚れ | 位置がずれる、拭くと消える | ○ 掃除で解決(本ツール不要) |
修復の仕組みと、正直な成功率の話
液晶の各画素は、電圧によって液晶分子の向きを変えて光を通したり遮ったりしています。 常時点灯は、この分子が何らかの理由で「固着」して動かなくなった状態で起こることがあります。 本ツールはランダムな色を高速で切り替え続けることで画素に変化する電圧をかけ続け、固着した分子が再び動き出すきっかけを作ります。 海外では JScreenFix などの同方式ツールが広く使われてきました。
ただし率直に言うと、この方法の効果を裏付ける科学的な検証データはなく、成功報告は経験則の域を出ません。 軽度の固着なら動き出すことがある一方、劣化が進んだ画素には効きません。 「ダメ元で試す価値はあるが、期待しすぎない」が正しい距離感です。
改善しなかったときの現実的な選択肢
(1) 保証・交換ポリシーの確認:購入から日が浅いなら、これが最も確実です。メーカー各社は「一定数以上の画素不良で交換」という基準を公開しています。
(2) 圧迫法は非推奨:布越しに画素を押す方法が紹介されることがありますが、パネル内部を傷めて症状を悪化させるリスクがあり、保証対象外になる恐れもあります。
(3) 気にしないという選択:画面端の1点であれば、通常使用でほぼ視界に入りません。無理な修理より現実的なことも多いです。
※ 本ツールの使用により生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いかねます。OLED画面での長時間使用はお控えください。
常時点灯はなぜ起こるのか
液晶画面の1画素は赤・緑・青のサブピクセルでできており、それぞれが液晶分子の向きで光の量を調整しています。この分子の動きが何らかの理由で止まってしまうと、特定の色が出続ける「常時点灯」になります。
製造時のわずかなムラ、長期間同じ画面を表示し続けたこと、温度変化などがきっかけになるとされ、使い方が悪かったから起こるというものではありません。新品のパネルでも一定の確率で発生します。
一方、画素を駆動するトランジスタ自体が壊れた場合は完全に光らない「ドット抜け(黒点)」になり、こちらは回路の故障なのでソフトウェアでは手の出しようがありません。
実行前に知っておくべき注意点
- 光過敏性てんかんの既往がある方は使用しない。点滅を直視し続けるのも避けてください
- OLED(有機EL)では長時間実行しない。同じ場所への高輝度表示は焼き付きの原因になります
- ノートPCでは電源に接続して実行する。点滅描画はバッテリーを消費します
- まず10分、だめなら30分まで。60分で自動停止しますが、それ以上の継続は効果が見込めません
- 実行の前後でドット抜けチェックツールを使い、同じ単色背景で比較すると変化が分かりやすくなります
買ったばかりのモニターで見つけたら
新品購入から間もない場合は、修復を試す前にまずメーカーと販売店の交換条件を確認してください。各メーカーは「輝点◯個以上で交換」といったドット抜けポリシーを公開しており、販売店独自の交換保証(有償オプション含む)が使えることもあります。
交換条件を満たさない軽微な不良だった場合に、本ツールのような方法を「ダメ元で」試す、という順番が合理的です。到着直後の動作確認を習慣にすると、交換期限を逃さずに済みます。